「しあわせ小箱」 ビリヤニ太郎✳︎4
2018年4月5日(木) 就活「インド」で検索
インドで「ビリヤニ」の作り方を学んできた近藤太郎さん(27)は早速、日本ビリヤニ協会の活動を本格化させた。専用の大鍋を使い、ビリヤニを野外で食べるインドを開催。東京都内の店舗を借りて、土日限定でビリヤニ料理店を開いたりもしている。
少しずつ、普及活動が軌道に乗る一方、「もっと深くビリヤニを知りたい」という思いも膨らんでいった。
ビリヤニの起源は諸説ある。アフガニスタンで食べられている「カブールライス」や中央アジアで食べられている「ポロ」がビリヤニの源流とされる。ペルシャ帝国(現イラン)が南アジアに勢力を広げた際、
ムガル帝国時代のインドで普及したという説が有力だ。
大学4年生になった2012年6月、アルバイト代をつぎ込み、ビリヤニのルーツをたどる旅に出た。カザフスタン、ウズベキスタン、パキスタン、イランと各地を巡り、ビリヤニの源流とされる料理を、食べ続けると、その情熱はさらに深まっていった。
帰国後に待っていたのは、それまでそっちのけにしていた就職活動。ただ、会社選びの基準は単純明快だった。「インドに駐在しながら、ビリヤニの研究がしたい」。就職サイトで「インド」と入力して出てきた企業に片っ端から応募した。
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