マレーシア機の捜索、対象海域を絞って続行
2014.04.08 Tue posted at 19:02 JST
(CNN) 消息不明となっているマレーシア航空370便の捜索は、インド洋南部の対象海域を約3分の1に絞り、24時間態勢で続いている。すでにブラックボックスの発信器の電池寿命とされる30日を過ぎたが、実際にはその後しばらく信号が続く可能性もあるという。
機体の捜索範囲は約22万平方キロに及んでいたが、8日までに約7万8000平方キロに絞り込まれた。範囲を絞ればそれだけ集中的な捜索が可能になる。
捜索現場では、中国の巡視船が4日から5日にかけてブラックボックスから発信された可能性のある電子信号を探知したのに続き、米国の探知機を搭載したオーストラリア海軍の艦船も5日、オーストラリア西部パースの北西約1750キロの海域で信号を2回とらえたと発表。
信号は1回目が2時間以上、2回目も約13分間にわたって探知され、捜索を指揮するオーストラリアのヒューストン前国防軍司令官は「最も有望な手掛かり」と期待を示した。
信号はその後まったく探知されないまま、8日でマレーシア機失踪から32日目を迎えた。しかし、オーストラリアのジョンストン国防相は同日の記者会見で「少なくともあと数日間は全力で捜索を続ける」と表明した。
専門家によれば、ブラックボックスの発信器が最大限の機能を発揮した場合、寿命とされる30日を過ぎてもさらに最大10日間ほど電池がもつことが考えられる。「それまでは徹底的に捜索するべき」との意見が有力だ。
ただ、この海域は水深が深いうえ、約2週間前に猛烈なサイクロンに見舞われたため残骸の発見がさらに難しくなった恐れがある。
マレーシア機の消息を巡っては、「有力が手掛かり」が発表されては打ち消されるサイクルが何度となく繰り返されてきた。乗客の家族や友人からは、「実際に機体が見つかるまで何も信じない」という声が上がっている。
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