英紙が最後の54分の交信入手、異変なし マレーシア機不明
2014.03.22 Sat posted at 16:38 JST
マレーシア航空370便が消息を絶っている問題で、英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は22日までに、同機の位置情報などを知らせるトランスポンダー装置が切断される前の54分間における副操縦士と管制官の間の交信記録を入手したとし、異変発生をうかがわせる形跡はなかったと伝えた。
この記録は同便の離陸前のやりとりから副操縦士からの最後の連絡までを含んでいる。この間、機器故障や人的要因の問題などが発生した兆候はかぎ取れないとしている。
これによると、マレーシアの首都クアラルンプールの管制官による同機への最終連絡は「MH370、ホーチミン120.9へ接触を。おやすみ」との内容。
これに対し同機の副操縦士からは現地時間の午前1時19分ごろ、「了解。おやすみ」との最後の応答があった。この2分後にトランスポンダー送信が消滅していた。
370便は今月8日未明に消息を絶っていた。
テレグラフによると、マレーシア政府はこの交信記録の公表を拒否した。
同紙によると、副操縦士との交信は午前0時36分ごろから開始。同1時07分ごろに、3万5000フィート(約1万668メートル)の巡航高度を飛行中などと伝えていた。同様の報告は6分前にも行われていた。
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の元操縦士は巡航高度の報告を繰り返したことについて再確認を試みた可能性もあり、何も不思議なことではないと指摘した。
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