« 心痛む、四川大地震 | Main | 四川大地震、被災者支援募金 »

May 18, 2008

東山魁夷展

2008_0518_190908aa東山魁夷展に行ってきました。
友人がチケットがあるので一緒に行かないか?と誘ってくれました。
生誕100年を記念する展覧会で、本製作101点、スケッチ・習作53点、総点数154点が出品された過去最大の回顧展だそうです。
東山魁夷は、明治41年(1908年)に生まれ、東京美術学校の研究科を終了したのち、ドイツ留学をはさんで帝展、文展に作品を発表しました。
戦後になって、代表作《道》に見られるような平面的で単純化をきわめた作風へ展開し、風景画家としての独自の表現を確立しました。
そして、自然や街を主題に「生」の営みをいとおしむかのように描いた作品、祈りの風景ともいえるほどに沈潜した精神的な深みをうかがわせる唐招提寺御影堂の障壁画などによって、戦後の日本画界に大きな足跡を残しました。

2008_0518_190802aa2008_0518_190831aa会場でもらったチラシというかパンフレット、これだけ見ても美しさがわかると思います。
中でも特に印象に残った作品は、【濤声】と【揚州薫風】、どちらも唐招提寺の襖絵です。
右の写真の一番上の12枚の絵が【濤声】(部分)です。
鑑真和上を祀る唐招提寺御影堂の宸殿の間に描かれた襖絵です。海の波しぶきが本物のようでした。
下のほうに横に26枚並んでいるのが【揚州薫風】です。
揚州は鑑真和上の生誕の地で、揚州の痩西湖の風景を描いたこの作品は襖26面からなり、和上像の安置される厨子が置かれる松の間の四方を取り囲んでいます。
和上の座す周囲にひとつながりの湖の風景が広がるという構成だそうです。

最終日だったため混雑はしていましたが、行ってよかった・見られてよかったと思いました。
いつか唐招提寺に行ってみたいと思います。

|

« 心痛む、四川大地震 | Main | 四川大地震、被災者支援募金 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 東山魁夷展:

« 心痛む、四川大地震 | Main | 四川大地震、被災者支援募金 »