ウズベキスタン(シャフリサーブス:アク・サライ宮殿跡)
バスは10分で「アク・サライ宮殿跡」に着きました。
1380年に着工され、ティムールの死後の1405年まで建設が続けられた、たぶん彼が残した最も壮大な建造物です。現在はアーチの残骸だけが残っています。
アク・サライのアクは“白い・お金”という意味があるので『白い宮殿』という意味の宮殿ですが、実際は青と金のタイルで装飾された宮殿でした。現在のアーチの高さは38m、壊れる前は50m以上の高さがあったそうです。
このアーチ左側(東)の円柱の中ほどには、アラビア文字で「スルタン(皇帝)はアラーの影である」という意味のことが書かれています。しかし右側の円柱には「スルタンは影である」としか書かれていないらしいのです。もちろん“スルタン”はティムールのことです。言い伝えによれば、建築家はこの誤りのためアーチの上から投げ落とされたといいます。
別料金(2000スム又はUS$2)を払ってアーチに登りました。シャフリサーブスの町が一望できます。
この入口アーチから南に大理石が敷き詰められた中庭が広がり、宮殿そのものは現在ティムール像が建つあたりにあったらしいということです。宮殿には80の部屋、屋上にはプールがあったとも伝えられています。
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