菜根譚
今年1月から菜根譚を学び始めてもう8ヶ月がたちました。
今まで教えていただいた中で私が一番好きな句を紹介します。
《中文》
風來疎竹、風過而竹不留聲。
雁度寒潭、雁去而潭不留影。
故君子事來而心始現、事去而心隨空。
《訓読み》
風 疎竹に来たる、風過ぎて竹に声を留めず。
雁 寒潭を度る、雁去りて潭に影を留めず。
故に君子は事来たりて心始めて現われ、事去りて心随って空し。
《訳文》
疎らな竹林にそよ風が吹き入ると、竹はおのずからさやさやと声を発するが、
風が過ぎ去れば再びもとの静けさに戻る。
雁が寒潭の上を飛べば、潭水に影を映し、飛び去れば潭水にはその姿を留めない。
君子の心もかくの如くで、物事が眼前に生じたとき、始めて心が活動し、
物事の完了と同時に、心もまた空虚静寂の境地に戻る。
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