北京(故宮博物院:太和門・太和殿)
太和門(写真左)‥明代永楽18年(1420年)創建で、当初奉天門と呼ばれましたが、嘉靖41年(1562年)、皇極門と改称、そして清代初年に現代の太和門と呼ばれるようになりました。
明代の文武官達は、毎朝明け方に太和門に集まって皇帝を待ち、皇帝は大臣達の朝拝を受け、政務を処理しました。このことから「御門聴誠」なる言葉が生まれましたが、清代初めには「御門聴政」の場所は乾清門へ移りました。
この朝礼に遅れたり倒れたりすると処罰され、午門の前で「廷杖」されました。また、冬の寒さのためここで凍死した人もいたと言われています。
太和殿(写真右)‥あいにく工事中でした。明代永楽18年(1420年)の創建で、金鑾殿とも呼ばれます。初めは奉天殿と言いましたが、嘉靖41年(1562年)皇極殿と改称し、清代順治2年(1645年)現在の名称に改められました。現存する建物は、清代康煕34年(1695年)に再建されたものです。
故宮の「三大殿」の中でも最も重要な建物で、現存する中国最大の木造建築でもあります。明代清代には皇帝の重要な儀式は全てここで執り行われました。
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